ドコ・ダレ保健師
岩手県内の市町村や企業で活躍する卒業生保健師の方々に、保健師のやりがいや魅力、学生の皆さんへのメッセージをお聞きしました。
市町村保健師<岩手県紫波町>
Q.紫波町で行う保健師活動のやりがいを教えてください。
A.紫波町は9つの地区に分かれており、それぞれに地区担当の保健師が決まっています。赤ちゃん訪問から高齢者の健康相談まで、様々な活動を通して幅広い世代と関わることで、日々多くの学びがあります。一度きりの関わりではなく顔の見える関係性の中で、一緒に悩んだり喜んだり、様々な感情を共有しながら関わっていくことができることに、やりがいを感じます。
Q.紫波町の魅力を教えてください。
A.紫波町は岩手県のほぼ中央に位置しており、のどかな農村の雰囲気と、中心地域にアクセスしやすい利便性を兼ね備えています。紫波中央駅付近の「オガールエリア」が広く知られていますが、町の東部や西部にも里山の美しい風景が広がっています。春先、広い田んぼに水が入ると、穏やかな海を見ているようで心が落ち着きます。農業が盛んな地域で、特に秋はおいしいフルーツがたくさん産直に並びます。紫波町で働くようになってから、季節のフルーツを味わう習慣ができました!
Q.高校生・看護学生の皆さんへ一言お願いします。
A.皆さんの世代では、なかなか日常の中で保健師の活動を目にする機会が少ないかもしれません。保健師ってどんな仕事?と、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。